高知県宿毛市にある海運を通じて人・企業・地域の発展を影で支える公益社団法人 宿毛青年会議所

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理事長紹介

雲外蒼天
公益社団法人 宿毛青年会議所 2022年度 第58代理事長 久 保  康 次

公益社団法人 宿毛青年会議所

2024年度 第60代理事長

小 栗 聖 也

  • 基本方針
  • 1.60周年記念関連事業の開催 
  • 2.未来に希望を持てる地域づくり
  • 3.未来を担う青少年の育成
  • 4.アカデミー会員の成長促進
  • 5.会員拡大の取り込み
  • 6.幡多JCの連携
  • 7.市民祭宿毛まつりへの出向・支援
  • 8.高知ブロック協議会への出向・支援

「序」

 「感謝」人や自然などから恵みや厚意を受けたことを「ありがたい」と思うこと、その気持ちを相手に表すこと。

先人達が紡いできた歴史への感謝。

宿毛青年会議所メンバーへの感謝 育んでくれたふるさとへの感謝。

青年会議所活動に理解を示してくれる家族や会社への感謝。 

 未来に向けて公益社団法人宿毛青年会議所が何をしていくべきなのかを真摯に考え、関わる全てに感謝し、共に動き出そう。

「破」

 1964年12月15日、39名の偉大な先人たちが「新時代を築く若さと指導力」をスローガンに宿毛青年会議所が創立。今年度で60周年を迎える。60年間、先達が紡いできた歴史と伝統を継承しつつ、「明るい豊かな社会」の実現に向けて歩んできた。

生まれ育ったふるさとへの奉仕の精神。

自らのスキルアップを図ることでふるさとを活性化するための修練。

ふるさと活性化のため時間を共有したメンバーとの友情。

 新時代に突入した現代。先達の声を「兼聴」し、時代に適合したニューモデルを目指し変化していく。常に敬意と感謝を胸に、次世代へ紡ぐ歴史を創っていく。 ふるさとのために。

未来に希望を持てる地域づくり

 宿毛市、大月町、三原村、この地域をよくするためには何をすべきなのか。暮らしやすくするために何を求められているのか。特徴とは何なのかをまずは考えよう。

豊富な農林水産資源に恵まれた地域。

 心の距離が近く、人情あふれるあたたかい地域。 

悠久な大自然が生んだ、風景を残す地域。

 特徴を活かし、ものに頼るのではなく、この地域最大の魅力である「田舎らしさ」という価値をさらに高める。 未来に希望を持てる地域づくりにつなげ、愛される地域を目指して。

未来を担う青少年の育成

 子供たちを取り巻く環境は時代と共に大きく変化している。少子化に加え、若者の都市部流出。このまちの未来に、夢や希望、可能性を感じる若者は果たしてどれ程いるのだろうか。

 我々責任世代が、未来に希望を持てるまちを創っていこう。子供たちが担いたくなるまち、自慢したくなるまち、愛されるまちにしていくために。

 今こそJCが、JCだからこそできる、JCにしかできないことに取り組もう。 未来を担う次世代のために。

会員拡大の取り組み

 公益社団法人宿毛青年会議所の会員数は年々減少している。10年前の50周年時の会員数33名、現在の会員数は25名となっている。そんな中、2023年度7名の会員拡大に成功した。しかし、まだまだ会員数は少なく会員拡大は組織存続のために永遠のテーマと言えるだろう。 青年会議所運動の魅力を発信していき、活動に対し理解や共感を持った青年たちを仲間として迎え入れる。 地域に必要とされる団体としてあり続けるために。

アカデミー会員の成長促進

 現在、公益社団法人宿毛青年会議所の会員数は25名、半数以上が入会3年未満のアカデミー会員である。そのためメンバーの経験不足は否めない。

【JCは機会、チャンスの提供の場】 組織の繁栄にはメンバー一人ひとりの能力強化は必要不可欠であり、全ての会員がスキルアップすることで未来を担う人材の育成を行う。 「個は組織を繁栄させ、組織は個を育てる」 脈々と受け継がれる60年の歴史に恥じぬように。

幡多JCの連携

コロナ禍の2021年、公益社団法人宿毛青年会議所と一般社団法人中村青年会議所は新たな絆を紡ぐため締結式を行った。それから早3年。2023年度は多くの交流事業を行い、その絆を確かなものにしてきた。

しかし、2つの青年会議所が抱える人口流出や少子高齢化、地域の活性不足などの課題は未だ解決に至っていない。 多くの地域課題を解決していくために、課題をチャンスと捉え、互いに研鑽し幡多JCの連携をより強固なものとする。 夢あふれる地域を創造するために。

市民祭宿毛まつりへの出向・支援

若者から年配まで多くの地域住民に愛される市民祭宿毛まつり。現在では地域外からも多くの方に来場いただけるイベントとなった。2022年度、コロナ禍の影響を受けつつ通常開催を行い、2023年度は完全な開催に至った。

しかし、コロナ禍によって地域経済の中、寄附金や協賛金は減少傾向にあり、予算面で厳しい状況となっていくだろう。運営についても、人員不足は明らかで何かしらの対処が必要である。課題解決を考えつつ、本年も公益社団法人宿毛青年会議所は市民祭宿毛まつり実行委員会に出向し、行政や関係諸団体と連携することで子供達が楽しめるイベントを、地域経済を活性化するイベントを創造し、これまでにないイベントづくりを行っていく。 かけがえのない思い出となるために。

 

高知ブロック協議会への出向・支援

 公益社団法人宿毛青年会議所は公益社団法人日本青年会議所の会員会議所であり、高知ブロック協議会に所属する団体である。日本で最もメンバー数の少ない協議会だが、高知県内のメンバー交流の場として、無くてはならない組織だと言えるだろう。日本青年会議所の取り組みも高知ブロック協議会を通じ発信されており、地域の活動が主となる公益社団法人宿毛青年会議所メンバーが地域外の情報に触れる貴重な場となっている。高知県内6LOMが集合するブロック協議会だからこそ、受動的な参加ではなく、本年度も積極的な参加を行っていく。 高知を一つにしていくために。

  

「急」

 公益社団法人宿毛青年会議所は本年度で60周年を迎える。

 60年にわたり連綿と受け継がれた組織への敬意。 

60年、地域に寄り添い活動を行い続いてきた自信。

 60年目のこの節目年に私たち公益社団法人宿毛青年会議所メンバーが活動できる喜び。

機会を大切にし、率先して行動しよう。

 私たちの住み暮らすまちの良さや魅力を再確認し、人情味あふれるこの地域の魅力である「田舎らしさ」という価値を、自然に親しむ心を育むことでさらに高め、伝承し未来を担う次世代を育てていく。

 私たちJCは最も頼られ、必要とされる団体となろう。 豊かさを実感し、笑顔あふれる未来のために。